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【8巡目】3ヶ月でさいとうなおきを倒す【後一歩足りない陰影表現に気づく】

【8巡目】3ヶ月でさいとうなおきを倒す【後一歩足りない陰影表現に気づく】

皆さん、こんばんは!
闇白花(やみはっか)です!

いよいよ3ヶ月練習法も8巡目となりました。
手ごたえとしてはあともう少し、あともう少しなんだけど、それが掴めない。
そんな気がしております。
それを掴んだところでまだまだプロレベルとは程遠いのですが…。
様々なものに応用できる基礎が掴めると信じて進めていきます!

課題の目的:影のつけ方を学ぶ

前回に引き続き、服の影について学びました。
見本絵の影をトレースしていたのですが、めちゃくちゃ多い。
7巡目イラストがいかに影を拾いきれていないことがわかりました。

影を全て拾うつもりで描いたイラストがこちらです!

影が増えました。
増えましたが……まだ物足りないですね。
何か他に問題がありそうです。

前回の問題点の解決度合い

頭が大きすぎて、小中学生に見える。 △

このキャラクター20歳男性なんですが、身長が156cmしかないという設定で童顔なキャラクターなんですよ……。
何故 今 彼を 描いた おバカ!!
というわけでこの問題は保留です。
ちゃんと前回の問題点を解決できたかどうかわかるキャラクターを選びましょう。
本当にな。

左右反転すると違和感が残る 〇

左右反転チェックをしたところ、違和感は残らなくなりました。
赤ペン先生をラフと下描き段階に加えて、ペン入れ段階でも行い改善。
下描きだと線が太かったり重なって良くわからない部分がありましたが、整理された線画でもチェックしたことにより最終的な仕上がりが良くなりました。

影全般の入れ方・入り方がわかっていない 〇

こちらは後ほど詳しく解説します。

ムラはマシになったがぼかしが思うように入っていない 〇

影一つ一つを調整することで自然にぼかしを入れることができました。

キャラクターの選出を間違える以外はおおむね改善することができました。
では、一番の課題だった「影」について話していきます。

前回からの改善点:影と陰をつけれるようになった

シワのペン入れを後に回し、自由に陰影をつけれるようにした

下描き段階で本物の人間の写真を見ながら全部書き入れました。
そして……ペン入れではシルエットだけを入れました。
その後、影を塗る段階で、下描きを見える状態にして入れる。
更にその後、影に合わせてペンを追加しました。
この工程を踏むことで影の数を増やすことに成功しました!

工程を具体的に分けることって大事ですね。

問題点:違和感の正体はシワに立体感が無かったから

シワがのっぺりしている

シワを増やしたのは良いのですが、なんか違うんですよね……。
そのナニカを探るべく、アマゾンの奥地へ……行かずに見本絵と比べることにしました。
今までの違和感は自分のイラストを見ただけでわかったのですが、いよいよわからなくなってきたので比べることにしました。
(あれ、これ最初から見本絵と比べれば良かったので…げふんげふん)

シワができたことによる立体感が無かった

見本イラストのシワを何枚も見ていくとシワによりできた服のたわみの部分も立体的考え方をもって陰影をつけていることに気が付けました。

私は今まで光が当たっているところは明るく、当たらないところは暗くという考え方は持っていました。
しかし、引っ張られたことによってできたシワ…によってできたふんわりとした「たわみ」の部分に影をつけずに放置してしまっていたわけです。
だからシワに立体感が無くのっぺりして見え、違和感を覚えたのです。

シワ…奥深し……。

その他細かい部分も見ていきます。

シワのペン入れが全て同じ太さ

シワの違和感の1つですね。
もっと細く、かすれてても良い部分なのですが、かなり濃くて悪目立ちしていますね。
どこまで細くすればいいのか、どこに追加すれば効果的なのかを考えて描く必要があります。

明るい色の睫毛のペン入れが暗い色の睫毛と同じ

私の悪いクセの1つですが、同じ画法をそのまま使ってしまうんですよね…。
ペンを入れておいたほうが目力が合って良さそうですが、もう少し描き方を色々増やしていたほうが良さそうです。

ペンで描かないところを決められていない

ポケット部分は全部ペン入れしなくて良かったかな…。
悪目立ちしている…。

改善方法:シワ1つ1つの立体感を意識する

シワができたことにより、服にどんな立体感ができるのかを考えて影を付けるようにしていきます。
また、シワのペン入れの太さも自然に見えるようにしていきます。(後で変更できるようにシワは別レイヤーで描くこと。)

次回の課題:シワができてことによる服の立体感を意識して影を付ける

  • 見本絵師の影の位置をとにかくトレースする
  • 服を着た人間のクロッキー

9巡目のイラスト:シワの立体感が描ける服を着たキャラクター

今回みたいに年齢と身長が合っていないキャラクターを描くと等身が理解できているかどうかわからないので、年相応の体格をしたキャラクターにします。

選ばれたのは弥生兄さんでした。
白髪なので眉毛と睫毛のペン入れの仕方も変えなければならない。皐月と似た格好をしているので比べやすいというのもあります。

総評:自分の中だけで違和感を言語化できなくなった

最初から見本と比べていたほうが…とも思いましたが、そこは一旦置いておきましょう、うん。

かなり、自分の目からは完成までに違和感を取り除けるようになりましたが、見本絵と比べると違和感がまだまだあるので、無くしていきます。

次回で服の陰影を描けるようになったらいよいよ最終段階。
絵の見栄えをあげるためのカラーや効果練習に入ります。

最初の頃と比べて画力だけでなく心持ちも良い方向に変わってきました。
1枚描くだけで見本を探しまくったり、ポーズは必ず3Dモデルを参照したりと本物を見て見栄え良く描くという意識が持てるようになりました。

後は気持ち悪いところは直すという心持ちも持てるようになりました。
当たり前のことが出来ていなかったので、そこが改善されたのはかなり大きいと考えております。

これからもこの意識を持ちつつ励みます。
……マンガの時もこれやってたらめちゃくちゃ作画に時間かかるのでは…大丈夫かな。

ここまで読んでくださりありがとうございます!
またお会いいたしましょう。