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私は10年間、無駄の多い絵の練習をしていました【過ちを受け入れて、改善します。】

私は10年間、無駄の多い絵の練習をしていました【過ちを受け入れて、改善します。】

皆さん、こんばんは!
闇白花(やみはっか)です。
すごく落ち込んでいるようなタイトルから始まりましたが、私は元気です!

10年間、無駄の多い絵の練習をしていました。
もっとはっきり10年間無駄に過ごしてしまいました!と言った方がわかりやすいですよね。
しかし、その書き方ですと事実とは大きく異なり、今まで育ててくれた両親や親戚、仲良くしてくれた友人・フォロワー、そのほか関わってきた皆様に大変失礼ですので、このような書き方をさせていただきました。

実際、イラスト・マンガのことを抜きにすればかなり恵まれていて、それは今でも続いております。
本当にありがたいです。

因みに無駄の多い絵の練習をしていた10年間は漫研に入った高校1年生から専門学校生時代、バイトしながらマンガ投稿を行っていた計10年間のことを指します。
……これ以上は年齢がバレそうなので伏せさせていただきますw

話が少しそれてしまいましたね、戻します。
「無駄があったのはイラスト・マンガについてだけ」
それを前提にお話しさせていただきます。

きっかけはTwitterでも話題となったnoteの記事

こちらの記事が、絵の勉強について見直すきっかけとなりました。
ご覧になった方も多いでしょう。

100日でここまで変わるのか!しかも、練習内容まで公開してくれるとは!
とありがたく拝見させていただきました。

感じたことを一言で申しますと
「あ…この人の30日で私の10年間分の絵の練習分の成長あるわ。」
でした。

かなりショックでした。
そりゃ36500日を30日に凝縮されればね……。
この練習方法をあの10年間で行っていたら、確実に今よりもっとイラスト・マンガは上達していたかもしれない……。

しかし、過去には戻れません。
これからどう練習していけばいいのか考えていきます。

引用リツイートで見かけた成長できない人

練習するからには成長したい。
そのためには成長を妨げるような考え方を持つべきではありません。
本当に、本当にごく一部の話ですが、これは成長できないなという考え方をしている人を見かけました。
それは「自分が正しいと思い込んでいる人」です。

具体的にいうと…

  • この話は仕込みである、最初から上手な人が描いたものであると疑う
  • 私とこの人は違うから、私は私の考えた方法でいく

というコメントを付けた人たちです。

この記事を読んだということは絵について伸び悩んでいたり、これから始めようという人ですよね?
「この方法で練習してうまくなりました!」と論理的に説明できる方より、自分の方が正しいと考えて、果たして成長できるのでしょうか?

「絵が上手くなれるかもしれない」
と期待して読んだが、思いのほかキツそうで無理だと匙を投げたように見えました。
(疑った人はその匙を作者に投げつけています…これは酷いですね。)

自分の過ちを受け入れるのは死ぬほど辛い

匙投げた人の気持ちめちゃくちゃわかります。

10年間、絵の練習を無駄にして過ごした。
もし、この人のように勉強していたら……。
そんな後悔をいつまでも持っていたら発狂ものです。

自分には関係ないと投げ捨ててしまいたくなる。
これは嘘だと否定したくなる。

それでも私には受け入れなければならない理由があります。
成長したいからです。
絵がもっと上手くなって、自分の世界観を表現したいからです。
であるならば、後悔、嫉妬……痛みであっても全部受け入れなければならない。
ここから、やり直します。

痛みを受け入れなければ成長できない

前述の通り、自分は間違っていた、相手が正しいと受け入れなければ先へは進めません。
その理由について、まとめました。

新しい学びが頭に入らなくなるから

自分が正しいと思い込んでいる限り、新しい学びは入ってきません。
私も長い間この考えのまま生きていました。
今もその傾向は完全には消えておりません。

これには人間の持つ「認知バイアス」というものが関わっております。
私が記事で読んだ内容を簡単に説明します。

認知バイアスとは

情報あふれるこの社会でいちいち論理的に情報を洗い出している暇はないから楽に選択できるような脳の作りになっており、その中でも自分にとってプラスにならない選択のこと。

認知バイアスには様々な種類があります。
今回の例でいうと…代表性バイアスが当てはまりますね。
自分の知っている基準でしか物事を判断できない状態のことを代表性バイアスといいます。
3カ月で自分より上手くなるなんて聞いたことが無い、だから嘘だと判断してしまう。
という感じです。
自分の中での経験だけで物事を考えてしまっているため、間違った判断をしているのです。

もちろん、重要でない決断の時は認知バイアスに従っても問題は起きないでしょう。
今日着る服から明日の夕飯まで何にすればいいのか他人に聞いたり調べていては疲れてしまいます。
それを避けるため、自分の身を守るために認知バイアスは存在しています。

重要な選択の時は自分だけの考えで選択していないか、楽な選択をしていないか考える。
間違った選択をし、自分に不利益が被らないようにしましょう。

練習方法を変えなければ結果も変わらないから

今までの練習方法で上手くいかなかったのであれば、この先もずっと変わらないでしょう。
それなのに何故、同じ方法を繰り返してしまうのでしょうか?
理由の一つとして自分が気が付かないうちに目標と手段が入れ替わっている場合があります。

あなたは大きな壁の向こうにある5000兆円を手に入れようとしています。
5000兆円へたどり着くには壁を何とかするしかありません。
そこであなたは手に持っていた小枝で地道に削って行くことに決めました。
それを10年間やり続けている内に考え方が変わっていきました。

「2時間も壁を削った。明日は1時間で良いかな。」
「今日は3時間も削った、すごく頑張った偉い!」

しかし、壁を見ると10年間で5cmも削れていません。
この調子で一体いつ、分厚い壁を削り切れるのでしょうかね?
でも、この人は満足しているのです。

いつしか目標が「小枝で壁を削る」に変更、
手段…理由が「壁の向こうに5000兆円があるから」となってしまっている。
こんな人、結構多いのではないでしょうか?

そもそも叩き壊すだけが超える方法ではない。

この人は10年間壁を壊すために削り続けていましたが、壊すだけが壁の向こう側へ行く方法ではないはずです。

タブレットやパソコンで「壁 超える方法」と調べても良かった。
壁を良く調べれば登れそうなとっかかりがあったかもしれない。
迂回すれば別ルートで5000兆円に辿り着けたかもしれない。

10年間小枝で削り続けるのがいかに無駄だったかよくわかりますよね?
私は10年間でやめました。
あなたはいつ無駄なことを止めますか?

自分の間違いを認め、新たな方法で目標達成を目指そう。

無駄な絵の練習を10年間続けていた私は一度それを止め、就職活動に全力を注ぎました。
その結果、ある程度安定した収入とマンガと絵を描く時間の確保をしました。
今、私は再度、自分の世界観を表現するための画力を手に入れる目標の壁の前にいます。
今度は効率よく壁を攻略することができるでしょうか……。

来年には神絵師になるという決意表明でした!

最後は今週のイラストで〆ます。
是非、見ていってくださいね。

今週のイラスト

目の影の入れ方を変えてみました。
うーん……自己流ではここが限界のようだ。
素晴らしいイラストレーターの方を見つけたのでそこから学んでいきます。

ここまで読んでくださりありがとうございます!
またお会いいたしましょう。