皆さん、こんばんは！
闇白花（やみはっか）です！
絵描き・マンガ描きにとって切っても切り離せない職業病……「腱鞘炎」
私は19歳の時から現在に至るまでずーーーっと腱鞘炎と付き合ってきました。
はい、腱鞘炎は……残念ながら治りません。
ですが、安心してください。
治らないと言ってもずっと痛いわけではありません。
腱鞘炎じゃない人より、無理が利かないだけです。
では、次の項目から腱鞘炎と付き合う方法を話していきます。
絶対に無理はしないこと
結論から言ってしまうと無理をしない。
これだけで大丈夫です。
無理をしない…をもっと具体的に言うと
- 利き手の負担を少なくすること
- 痛くなったら手を休める
と言うことです。
一番いいのは痛くなる前に手を休めることなのですが、難しいです。
なので、痛くなったらやめるで問題ないです。
「あぁ、また痛みが来る前に作業を止められなかった…。」
と自己嫌悪に陥るくらいなら、痛くなったら止められた自分を褒める方が良いです。
無理をしない3つの方法
以下の3つを紹介します。
- 【最重要】お医者様に看てもらう
- 無理の無い作業スケジュールを組む
- 利き手に負担のかからない趣味を見つける
【最重要】お医者様に看てもらう
絶対に行ってほしいことがあります。
それはお医者様に看てもらうことです。
その上で、もしお医者様と言ってることと私の言ってることに違いがあれば……。
絶対にお医者様の言うことを聞いてください。
私は自分の体験しか話すことができず、あなたの手や作業量を看たり聞いたりすることはできません。
一方でお医者様は様々な方の腱鞘炎を看てこられており、あなたの症状を直接見てくださいます。
以上のことから、確実にお医者様の言ってることが正しいと言えます。
私の話は一つの事例として聞いていただければ幸いです。
無理の無い作業スケジュールを組む
無計画に作業を行い、後半になって利き手を酷使してマンガ・イラストを仕上げていませんか？
絶対にやめてください。
利き手に負担をかけると腱鞘炎は悪化し、最悪の場合、マンガ・イラストの道を諦めなければならなくなるかもしれません。
私が腱鞘炎になったときに恩師から言われたことがあります。
「無理をして描き続けるそれは遺作なのか？」
それが最後の作品であればいくら無理をしても良いでしょう。
でも、違いますよね？
これからも描き続けるための1つの作品でしょう。
大事なことは無理なく「描き続けられるかどうか」です。
また、後半に根を詰めて描いた作品はクオリティが低い場合が殆どです。
痛みがあるなか利き手を動かしたところで万全の状態の利き手には敵わないからです。
必ずどこかに無理が生じます。
質のいい作品をあなたの読者に届けるためにも、無理の無い作業スケジュールは必須となります。
あなたの利き手のため、あなたの読者のために無理の無い作業スケジュールで作品を描き上げましょう。
利き手に負担のかからないように趣味を楽しむ
本業であるマンガ・イラストに加えて、利き手に負担のかかる趣味はありませんか？
例えば……ボタン連打・コントローラーを握るゲームとか。
これは完全にやめたくないですよね、わかります。
控えましょう。
私はボタン連打のゲームは極力避けています。
どうしても必要な時は利き手とは違う手で連打しています。
よく、ミスってしまいますが、右手が潰れることを思えば必要な犠牲です。
コントローラーは右手が痛いときは握りません。
どうしてもゲームがしたい場合は利き手に負担がかからないものを選びましょう。
ソーシャルゲームには片手で遊べるゲームがたくさんあります。
私はFGOとシャドバで遊んでいます。
もちろん、手を使わない趣味もたくさんあります。
散歩・音楽を聴く・動画や映画を見る・マンガ、本を読む・美味しいものを食べる・歌う・踊る……などなど
できないことよりも、何ができるのかを考えていきましょう。
楽しいことに目を向けて無理はしない
できないことに目を向けるよりも、できることに目を向ける方が生きていて楽しいです。
最初からは上手くいかないと思います。
私も腱鞘炎になった頃は失意のどん底でした。
半年間休学して、マンガ家にはなれない……と思い込んでいました。
ですが、今もマンガ・イラスト描けています。
プロになれなかったのは…腱鞘炎というより…単純に私の努力不足ですしね……。
ゲームも楽しんでいます。
無理しないことで、徹夜とは無縁に原稿仕上げていますので、体も健康そのものです。
最初は前を向いて付き合っていくのは難しいと思いますが、ゆっくり付き合っていけることを願っています。
このブログがあなたの助けになることができたら幸いです。
最後に今週のイラストで〆たいと思います。
是非見て行ってください。
今週のイラスト
今回から一番最後に回させていただきました。
イラストだけを見たい方にはTwitterがあること、ブログとの差別化を図るためです。
前に大急ぎでTRPG用立ち絵を描いた時のものに背景を付けました！
白黒でもちょっと色を入れると映えますよね( ´∀｀)bｸﾞｯ!
ここまで読んでくださりありがとうございます！
またお会いいたしましょう！
